吸入曝露装置
- 全身曝露装置
- 鼻部吸入曝露装置
- その他特注品
昨今、環境ホルモンや喫煙、その他様々な化学物質の吸入による毒性評価試験、すなわち「曝露試験」が盛んに行われています。
曝露試験は全身曝露、頭部曝露、鼻部曝露、気管内曝露などの方法が挙げられます。
鼻部曝露試験は他の曝露方法に比べ以下のようなメリットがあります。
- チャンバーのボリュームが小さく、少量の被験物質も曝露可能。
- 同じ理由から、曝露濃度の平衡・消失が早い。
- 動物の鼻先のみが被験物質に晒され、吸入経路のみからの曝露が可能。(経皮・経口からの曝露を防ぐ)
本製品は「Flow Past型」の鼻部曝露システムです。給気部と排気部を分けた機構により、 動物の呼気が被験物質に混入するのを防ぎ、
また更なるデッドボリュームの減少を実現しています。
- 被験物質
- ダスト・ミスト・ガス・感染源(ウイルス、細菌など)
- 検体
- ローデント・中大動物
問い合わせくださいますとシステム構成に関するアンケート用紙を送らせていただき、適切なシステム構成を提案させて頂きます。
液体エアロゾル用の12-60ポート吸入曝露システムの概略 / パウダーエアロゾル用の12-60ポート吸入曝露システムの概略
感染源曝露システム(一例)/Diagram of the Nose-Only Aerobiology Inhalation Exposure System