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受動式回避試験
マウス・ラット用パッシブアボイダンス

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パッシブアボイダンス

開閉可能なゲートで明室・暗室の2つの部屋での試験が可能です。

実験プロトコール例:
パッシブアボイダンスでは、マウス(ラット)の短期・長期記憶能力を測定することが可能です。
白い方のチャンバーにマウスを入れると、しばらくチャンバー内で探索行動が見られ、暗いところを好む習性から、黒いチャンバーに入って落ち着きます。
上記を数日繰り返すと、黒チャンバー内に入るまでの時間が短くなります。(馴化)
その後、ある日突然、マウスが黒チャンバーに入ったタイミングで白黒チャンバーの間のシャッターを閉めて、電気ショックを与え、シャッターを再度開けると白チャンバーに逃げてきます。
次の日に、また白チャンバーに同じマウスを入れると、前日のことを覚えているマウスであれば、黒チャンバーには入りません。(15分くらい待つ) その後、1週間後、
1か月後、半年後、1年後と、間を空けて同じマウスを白チャンバーに入れてみる
ことで、どのくらいの期間、恐怖心を記憶しているかを観察することもできます。

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