呼吸代謝測定用マウス摂食量測定装置
呼吸商と摂食・運動量をこの一つで
呼吸代謝測定システムを併用することで、呼吸商と摂食・運動量を一つのシステムで同時に測定することが可能であり、さらにオプションを追加することで、飲水量や回転カゴ(回転数、速度、距離)での運動量の測定をしたり、時間と量で摂食制限をかけることもできます。 もちろん、ペアフェッドも可能です。
- 【摂食制限の例】
- ・時間による制限
- 1~3日目:
- 18:00~翌6:00に摂食可能
- 4~6日目:
- 19:00~翌7:00に摂食可能
- ・量による制限
- A群は1日3g食べたところで、
B群は1日4g食べたところで摂食不可能とする
MFD-RQ
呼吸代謝測定用マウス摂食量測定装置
呼吸代謝用測定用マウス摂食量測定システムを併用することで、摂食と呼吸商を1つのシステムで同時に測定可能
オプション追加で飲水量や摂食制限(量と時間)をかけることも可能
特 徴
ACTIMO-SⅡ・ACTIMO-SW
データ取得装置&ソフトウェア
設定した時間間隔ごとに餌箱の重量・ドリンクセンサーのドロップ数・行動のTTLカウントもしくは無電圧接点信号数を記録します。
餌箱の重量の変化量から、その間の動物の摂餌量を自動で演算し、結果をリアルタイムでモニターします。
また摂餌制限のコントロールを時間と量(1日の摂取量)のいずれかで行うことが可能です。
実験データはバイナリ形式で保存しますが、テキストデータ出力機能もありますので、Excel等の市販ソフトウェアに読み込ませることも可能です。
お客様からのご感想
主にシャッターの開閉機能を利用した制限給餌を行っており、操作も簡便なため長期にわたって使用しています。
マウスの体長に合わせて摂餌間口の幅を調節し、餌の持ち出しを防止することで、再現性の高いデータ収集に役立っています。
また、回転カゴとの併用で運動量の測定も可能なので幅広い解析に利用することができます。
(国内私立大学 研究員様より)
オプション
行動量
- MFD-RQ 用運動量測定装置
ACTIMO-100RQ - 重量2.7kg
- 4ch電源ユニット
APU-4 - 重量2.0kg
摂食制限
- シャッター開閉装置 MFD-RQ-OC
マウス用 - 摂食制限を時間と重量どちらかで制御できます。
- OPEN時
- CLOSE時
- 開閉装置用
スレイブコントローラー
MFD-SC(写真上) - 重量2.0kg
- マスターコントローラー
MFD-MC(写真下) - 重量2.8kg
回転カゴ
- 回転カゴオプション RW-RQ
- ACTIMOシリーズでカウントする運動量と同時に自発的な運動を回転カゴで回転数をカウントします。1周で3カウントします。
飲水量
マウスの飲水量を精度よく測定することが可能です。
- ドリンクセンサー DS-1
- W160×H440×D180(mm) 重量1.3kg
- 4chパワーユニット DPU-4
- 重量1.8kg
- データ取得装置&ソフトウェア
ACTIMO-DATAⅡ - 重量1.2kg
呼吸代謝測定用回転ケージ
呼吸代謝用回転ケージはモデルチェンジをいたしました。
その機能を引き継ぎ、呼吸代謝用マウス摂食飲水摂食量測定装置「MFD-RQ」が完成いたしました。
現在、呼吸代謝用回転ケージをご使用の方には、割引価格でのアップグレードキャンペーン中でございます。
ぜひ、この機会にご検討下さい。
回転カゴと呼吸代謝測定装置(VO2,VCO2,RER)を組み合わせることにより、持続的な強運動時の消費カロリーを測定することが可能であると共に、非運動群と運動群に分けて実験することで、肥満薬や糖尿病薬における運動の及ぼす影響(相乗効果)を検証することが可能になります。
また居室内の運動量を赤外線ビームセンサーで測定することで回転運動と生活運動を分離して検討でき、また餌場を時間制御でシャッター開閉することにより食事時間を規定し食前食後の消費カロリーを測定、絶食実験も徐々に摂餌時間を短くして基礎代謝の急激な変化を防ぐことができます。
摂餌時間を分単位でずらすことによりリズムを強制的に崩すことも可能です。
このように食事、運動、リズムなど多方面から代謝実験を行うことで深く研究を進める事ができるシステムです。
ROC-OC
ROC-OC シャッター開閉装置
ACTIMO-1M
ROC-100用運動量測定装置
装置構成
マウス呼吸代謝測定用回転ケージ ROC-100
ラット呼吸代謝測定用回転ケージ ROC-10
専用テーブル
データ取得装置 ACTIMO-DATAⅡ(プログラム、ケーブル、入力ボックス)Windows XP・Vista・
Windows7対応
データ解析ソフト ACTIMO-ANA (上記オプション)(アカウント数・回転数・距離・速度の測定可能)
装置構成
ROC-100 回転ケージ部 W200×H200×D85 (mm) 居室 W150×H135×D110 (mm) 重量 3.0kg
RO-10 回転ケージ部 W350×H340×D130 (mm) 居室 W300×H160×D205 (mm) 重量 5.0kg
特徴
- 回転カゴ内の足場が金網のため、ケージ内にマウス/ラットを投入すると短時間で回し始め、アダプテーションが容易にできます。
- 組立式構造のため、分解掃除が簡便にできます。
- 回転カゴ部分と居室部分は分離でき、非運動群の実験も行うことができます。
- 上記用の密封されていない蓋も付属しています。
- 24台の同時測定可能(ACTIMO使用時は12ch)
- 居室内の運動量を赤外線ビームセンサーで測定可能です。(センサー数 マウス8×8、ラット8×16)
- シャッター開閉装置を装着し時間による摂餌時間をコントロールできます。
- 摂餌可能時間を数日ごとに短くし最終的に絶食できます。(指定日数を10パターン)
- 摂餌可能時間を分単位で自動的に制御でき、強制的に摂食リズムを崩すことが可能です。
- マスターコントローラーMFD-MCに中継ボックスROC-E12を最大2台接続し、12台の制御が可能です。
また3chごとにグループ化をしてそれぞれ別にスケジュールすることができます。